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【シングルマザーの自立支援完全ガイド】母子生活支援施設の全貌を徹底解説!

シングルマザーから准看護師へ

子育てと仕事を1人でこなすシングルマザーにとって、生活の安定は重要です。そこで生活の場として心強い支援となる『母子生活支援施設』という存在をご存じでしょうか?

母子生活支援施設は、母親と子供たちが安心して過ごせる環境を提供し生活再建のサポートを行っています。

この記事の筆者である私が、23歳の時(二人目妊娠中)にシングルマザーとなり『母子生活支援施設』で10年お世話になった事実をもとにシングルマザーでも安心して子育てしながら自立できる方法をお伝えしたいと思います。

シングルマザーでありながら実家など身を寄せるところがない方、周囲のサポートが得られない方は母子生活支援施設での生活をおすすめします。なぜなら安心して子育てできる環境は整いますし生活コストも抑えることができます。


この記事では、シングルマザーを支える心強い存在『母子生活支援施設』の魅力や特徴を詳しく解説します。ぜひ最後まで読んで参考にしていただけたら嬉しいです。

母子生活支援施設とは

母子生活支援施設とは、離婚や夫の家庭内暴力などが原因で母子ともに生活が困窮した方を対象に支援を行う施設です。
施設内は、母子で生活できる居室や子供達のための学習室、保育室が完備されており、都内に64ヶ所、神奈川に10ヶ所、全国におよそ230ヶ所ほどあります。

生活や子育てについて職員に相談することが出来き、一人で悩まず安心して生活することが出来るうえに施設では年間を通して様々な行事があるため子供たちにとっては豊かな環境で生活することが出来ます。

小学生以下の子供達には宿題や勉強、自由遊びをする場も設けられています。

中・高生の子供達には、要望に応じて勉強のお手伝いをしてくれる施設もあります。

母子生活支援施設のホームページはこちら↓
母子生活支援施設の歴史と現在

母子生活支援施設の特徴

生活に困窮した母子のために数世帯~40世帯くらいが入居できる施設であり、それぞれ世帯ごとに居室が設けられています。
夫からの暴力で緊急に非難を必要とする母子が、一時的に利用することもできます。

母の自立の支援も行っており、就職や資格取得などの相談もでき、入居期間中に自立に向けて準備することも出来ます。

この記事の筆者である私は当時生活保護を受けており、入居期間中に准看護師の資格をとることができ大変助かりました。職員の先生方には感謝しかありません。

施設には施設長をはじめ、母子支援員、少年指導員、保育士が各数名ずつ配置されていますが施設によって違いがあります。

居室にはキッチン、トイレ、浴室が完備されている所が多いですが、古い施設だとトイレや浴室が共同になる場合もあります。その他、子供たちのための学習室、保育室、イベントや集会などで使われるミーティング室も完備されています。

年間を通して様々な行事があり、遠足やお花見、年末お楽しみ会、年に一度の一泊旅行など親子で参加することができるため入居者たちとの交流も出来ます。
その他、食品メーカーからお菓子などの寄付があったり、芝居やサーカスなどの招待もあります。

母子生活支援施設を利用して自立の準備ができる

母子生活支援施設の入居期間中に就職活動もできます。経済的な自立に向けて資格の取得なども可能なため、入居期間中に出来るだけ貯金をし、資格取得に向けて活動することをおすすめします。

施設内には生活保護世帯もおおく、心身共に疲弊している母子も多いです。中には生活にだらしない方もいるため同じ様な生活に流されないよう注意していくことが大切になります。

入居中で大切なこと

母子生活支援施設の入居期間中を大切に過ごし、子育てしながら経済的な自立に向けて勉強をする。 これ、とても重要です!

あくまでも生活の自立に向けた支援施設なので有効に利用した方がお得です。
将来の目標をもって生活すれば職員の先生方は非常に協力的に力を貸してくれます。要は職員の先生を味方につけ特別扱いしてくれることもありえます。

施設の生活に慣れてきたら就職活動をしたり資格取得の準備をしたり経済的自立のために活動することをおすすめします。

私が母子生活支援施設で過ごした経歴
  • 23歳
    シングルマザーとなり母子生活支援生活に入居する

    入居して3ヶ月後二人目出産。
    生活保護のためお金の心配はなし。

  • 24歳
    一般事務のパートで働き始める。

    週に5日、10:00~16:00まで。
    4年間で150万円貯金。
    貯金していることは内緒。
    生活保護も受給中。

  • 28歳
    病院に転職し准看護学校に入学する。

    午前中病院で働きながら午後学校へ通学。

  • 30歳
    准看護師免許取得。

相談窓口

住んでいる福祉事務所で相談し、許可がおりたら申し込むことが出来ます。施設のサービス内容に納得できなかったり施設の空き状況にもよるので即入居とはならないかもしれません。

入居資格

配偶者のいない女性で18歳未満の児童を養育しており入所が必要と認められた親子。

入居には手続きが必要となり、まずお住いの福祉事務所で申請を行い、その後調査が実施され判断されます。

入居期間

施設によって利用期間を定めているところもありますが、子供が18歳になるまでか自立できる準備が整うまで入居することができる施設もあります。

私の場合は、子供たちが小さかった為もあり10年もお世話になりましたが他の世帯は平均すると3年~5年くらいだったと思います。

入居期間はそれぞれの家庭の事情に合わせて相談することが出来ます。

入居にかかる費用

収入に応じた施設使用料の負担がありますが1,000~数千円と格安です。生活保護家庭は無料となりますが、電気、水道、ガス代などの光熱費はご本人負担です。

母子生活支援施設のメリット

  • 家賃がなく施設利用料がせいぜい1,000~数千円位。
  • 子供や自分が体調不良になった場合、職員に支援の依頼ができる。
  • 学習室があるため、職員の先生に子供の宿題を見てもらうことができる。
  • 保育園のお迎えに間に合わない場合、職員に依頼することができる。
  • 自身の自立に向けて就職活動の相談や協力を得ることができる。
  • 入居者同士で協力し合うことができる。

母子生活支援施設のデメリット

  • 入居者同士の人間関係が悪くなることがある。
  • 女性ばかりの施設なので、数世帯が同じ部屋で入り浸りになることがある。
  • 親子で参加する行事があるため、団体行動が苦手な方はストレスとなる。しかし強制参加ではないため断ることもできる。
  • 門限があることや外泊が許可制だったりする。門限はだいたい22時くらい。
  • 事情によっては、携帯電話を没収されてしまいます。DV夫からの非難でGPS機能で追跡されてしまう可能性があるため。

まとめ

母子生活支援施設は、シングルマザーの生活を力強くサポートしてくれる場所です。経済的な不安や1人での子育てに悩みを抱えている方は積極的に利用を検討してみてください。

もちろんデメリットもあるので、どうしても共同生活は合わない、ルールに縛られるのが嫌だ、自由に生活したい、という人にはおすすめしませんが母子生活支援施設での生活は、あなたとお子さんにとって新しいスタートを切るチャンスを与えてくれます。

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